「ケトン体」…ちょっと聞き慣れない言葉かもしれません。
頭や体に“健康長寿”をもたらす新しいエネルギー源として注目され、昨今では太りにくい、ボケない、アンチエイジングに効くと「ケトン体」が約60%も含有される「ココナッツオイル」も話題になりました。
そもそも「ケトン体」はなぜ、いいのだろうか?
過度な食欲やイライラ、ランチ後の強い眠気から解放される!
脳のエネルギー源はブドウ糖ですが、摂取するブドウ糖だけに頼っていると、体内にため込まれたブドウ糖を使い切ったとき、“ガス欠”=血糖値が下がった状態になってしまうんです。
すると、無性にお腹が減って、指先がふるえたり、集中力が低下したり、怒りっぽくなって、何か食べなきゃという症状に襲われる。
そんな時、甘い物やごはん、パンなど糖質を含むものを食べると、気持ちがぱっと晴れ、集中力があがって仕事の効率もアップ!
・・・なんて思いがち、これが大きな勘違いだそう。
エネルギーを摂取するブドウ糖に頼っていることで、血糖値の上昇下降に振り回されているということです。
また、ランチ後に襲われる激しい眠気からも「ケトン体」にエネルギー源を変えることで解放されるというふうに言われています。
鍵は、「炭水化物」と「砂糖」いわゆる「糖質」を抜くことで体の中で自然にブドウ糖が作られます。
そして、体の中に蓄積していた脂肪を燃やし始めて、そこからケトン体を作るんです。
日々の食べ物が、今の体や症状をつくっているんです。
体はとっても素直で、一つの習慣を変えると、すぐに変化がでるものです。
それだけ体は繊細で、日々頑張ってくれているということ。
まずは、自分の体に感謝ですね。